日本で最も利用されているOSS(オープンソースソフトウェア)のDB。機能・性能・信頼性いづれも商用システムに比べ、そん色ないと言われている。

世界でトップシェアを誇るOSS(オープンソースソフトウェア)のDB。MySQL ABは2008年2月26日にサン・マイクロシステムズに買収され、2010年1月27日にサン・マイクロシステムズがOracleに買収されたため、現在はOracle傘下におさめられている。昔の日本で「MySQLは高速だが機能が少ない」といううわさが流れた為、世界シェアに比べ日本でのシェアが大幅に低下したものと思われる。

Oracle Database Express Edition 11g (要会員登録)

Oracle XE 11gが2011年9月2日にリリースになりました。Express Editionとは「Oracle Database 10g」をベースに機能を制限したもの。オンライン・バックアップなどの機能を省いてあるほか、運用管理ツールも含まれていない。プロセサが1個まで、メモリー容量が1Gバイトまで、最大データベース・サイズが4Gバイトまで、という制限もある。動作OSは64ビット版のLinuxと32ビット版のWindows。現在、利用可能な文字コードは、Unicodeと英語などの1バイト文字である。用途の制限は無い。(これなら勉強程度になら使えそうですね)。

10g XEからの変更点はLinuxが32bit版が提供されていたものが64bit版になったことと、DBの総量が4GBから11GBに拡張されたことです。DBの総量が2進数的な増加の8GBや16GBではなく、キリのいい10GBや20GBでもなくnaze11GBなのかは不明です。もしかしたら「Oracle 11g」だからという遊び心で11GBにしたのかもしれません。

LinuxおよびWindowsユーザー向け、ライセンス無償のDB2。コードも入手でき、再配布も可能。安価で提供されているDB2 Expressに、さらに機能制限を加えたエディション。レプリケーションやHigh Availabilityなどの機能が制限されている。プロセサが2個まで、メモリー容量が2Gバイトまで、最大データベース・サイズの制限は無し。32ビット版・64ビット版ともに提供されている。Oracleに比べれば制限はゆるいものの、実質的には安価な個人用クラスのPCでの稼動しか許されていない。