例えば4つの因子でそれぞれが3種類の値をとりうる場合、さらに具体的にエアコンの例を挙げますと…
全網羅させる場合には
3 × 3 × 3 × 3 = 81
で、81通りのテストをしなければなりません。
一方、ペアワイズ法(オールペア法)でテストケースを作成する場合は、9通りのテストケースで済むことになります。この9ケースは、全因子の中から任意の2因子に注目した場合に、全パターンを網羅した組み合わせになっています。例えば、「運転モード」と「風量」に注目した場合に存在するでも全パターン、「風向」と「タイマー」に注目した場合に存在するでも全パターン、それ以外のどんな組み合わせでも全パターン網羅されています。
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